人によって地毛の髪の色って違いますよね。
その色は何によって決まるかご存知ですか?
今回はそんな素朴な疑問にお答えします(^ ^)
髪の色はメラニン色素が関係している
ひとりひとりの持つ色は髪の中にメラニン色素をどれくらい含んでいるかによって決まります。
メラニン色素は主に2種類あります。
この分量によって黒髪になったり赤髪になったりします。
またメラニン分子の大きさも関係しています。
メラニンが結合して大きな分子になったものが多いと暗い髪になります。
逆に分子が小さいものが多いと明るい髪になります。
黒髪でも真っ黒な人と茶色がかった人がいるのはこの量と大きさによる違いです。
髪の色と遺伝の関係
髪の色は両親から受け継がれ、生まれる前から決まっています。
必ず両親と同じ色になるとは限らず、優性になったほうの色を受け継ぎます。
例えば
黒髪とブロンドの場合黒髪のほうが優勢
ブロンドと赤毛の場合ブロンドのほうが優勢
になります。
しかし優勢にならなかったほうの遺伝子も隠れているだけで、 受け継いでいます。
両親の髪色の優勢ではない髪色のほうの遺伝子も受け継いでいるので、あとになって他の遺伝子と 合わさり自分の子供(両親から見て孫)に出る可能性もあります。
例えば
自分たちが黒髪と茶髪の夫婦だとしても、両親から隠れた赤毛の遺伝子を受け継いでいたら 自分たちの子供が赤髪になる可能性があるということです。
まとめ
2種類のメラニン色素があり、その分量や分子の大きさによって人それぞれの髪の色が決まります。
髪の色は生まれる前に決定しています。
髪が急に赤くなりだしてやせ細ったりする場合は、貧血が隠れている場合もあるので急な色の変化は 気をつけましょう。